「令和元年」も残すところあと1ヶ月となりました。
令和元年は、 2019年5月1日~12月31日までの、約8ヶ月という短い期間ではありますが、それにしてもあっという間ですね。
すでに年末の繁忙期を迎えている方も大勢いらっしゃると思いますが、 忙しいと充分な休息が取れず、体調を崩してしまいがちです。
忙しい時に何か特別なことをするのは難しいことですが、食事や睡眠の時間を確保することや、手洗い・うがい等の風邪予防をするなど、 日ごろからできることを続けて、繁忙期を健康に乗り切りましょう。
さて、今回は「圧着はがきの豆知識」第3回目として、弊社の主力商品でもある ニス圧着 についてのお話をしたいと思います。
ニス圧着ってどんなもの?
美しく貼り合わされた接着面は、どのようにして作られているのでしょうか。
一般的にニスといえば、DIY でもよく使われる木材用塗料 ・コーティング材を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
水性ニスや油性ニス、顔料を加えた着色ニスなど様々な種類があります。
弊社の圧着はがきも圧着面にニスを塗布しているのですが、 ニス全般に接着性があるわけではありません。
弊社は圧着専用の特殊な UVニス を使用しています。
弊社が使用している UVニス は、その名の通り「紫外線(UV=ultra violet)」を照射させることによって、瞬間的に乾燥する特殊なニスで、さらに接着性もあります。
その専用ニスを印刷と同時に接着面に塗布し、印刷機に搭載された UVランプ で紫外線を照射して乾燥させます。
その後、折り加工をして、最後に機械で強力な 圧力 を加えることで紙同士を完全に密着させています。
UVニス圧着は、剥がした際に光沢のある美しい仕上がりとなるのが特徴で、 耐摩擦性も高く、また、UVによる乾燥作業の短縮により、短納期かつコストも抑えられる、圧着DMには 欠かすことのできない技術 なのです。